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はじめてビールを飲んだ

 

お酒を飲むのは初めてじゃなかった

一度  失恋に近い思いした時に

どうしても酔いたくて  

母親が半分ほど残した酎ハイを飲んだけど

さほど不味くなかった

 

はじめてのビールは

くそ不味かった

 

これを好き好んで飲む人の気が知れないなと思った

とにかく苦かった

泡が不味かった

炭酸がきつかった(炭酸が苦手)

 

野菜とかの苦さじゃない

まずい苦さだった

 

3時間かけて缶一個飲み終えた

 

この謎のさみしさを埋めたくて飲んだビールは

不味さだけを埋めて

終わった

 

いつかこの味を美味しく感じるのだろうか

 

次は大人しく20歳になったら飲もうと思う

でも10代のうちに飲めてよかった

そう思うことにした

 

 

あさろくじ。